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有限会社名古屋住創

女性登用の推進に課題

有限会社名古屋住創

不動産・FC経営をしている会社です。カーブス(フィットネス)、ティエヌ(ネイルサロン)、フレアス(在宅マッサージ)のFC運営と不動産管理、関連工事の事業を行っています。

  • 所在地:愛知県名古屋市名東区
  • 業種:その他サービス業​
  • 従業員数:44名
  • 家事支援サービス提供事業者:株式会社ベアーズ
  • 対応者:役員 等

今回の事業への参加を決めた要因や背景について教えて下さい。

弊社は女性が多い企業です。10年ほど前から産休・育休制度を取り入れていましたが、近年、社員の定着や求人が上手くいっておりませんでした。そのような課題があった中、本事業に出会いました。
本事業にたどり着いたきっかけは、視覚障害を持った一人暮らしの社員を雇入れたことです。自分では身の回りのことをするのに不安があり、雇い入れを決めた時点で生活支援を検討しなければいけませんでした。様々な行政の生活支援を調べている中で、本事業のHPを見つけて、申し込みをしました。

家事支援サービスは、社員の方の労働状況や御社の人手不足対策に貢献するとお感じですか?

まだ採用まではつながっていませんが、定着には確実につながると感じました。特に共働きや若い世代の方には「この会社で働きたい」「この会社でないと働けない」という気持ちになってもらえるのではないかと感じました。
また、当社の社員の中には、子供が1人までであれば正社員として働いてもらえても、子供が2人以上になると、育児や家事に追われて正社員でいることが出来なくなり、時短社員やアルバイトの就業形態の変更や退職になってしまう方がいました。家事支援サービスがあれば、そのようなことも減るのではないかと考えています。

家事支援サービスを福利厚生として導入すると得られる効果について教えてください。

福利厚生として得られる効果としては、愛社精神や会社への帰属意識につながると感じています。
社員の生活が直接的に良くなる福利厚生なので、社員が働くことに対して家族が応援をしてもらえるのではないかと思います。また、家事支援サービスを利用すると、家事に充てる時間を仕事に充てることもできるので、特に夕方16時以降の2~3時間が、働きやすくなると思います。新入社員や若い世代が利用することで、社員のモチベーションが上がり、労働意欲の向上や生産性の向上につながると思っております。

実際に今回の事業で家事支援サービスを利用頂いた方からの感想やご意見など、お聞きになっている内容を教えてください。

1回目の利用はすごく緊張します。掃除をしに来てもらうために、掃除をしてしまうという人も。
僕の家族の場合は、最初はリビングの掃除をしてもらうことに抵抗があったので、水回りのみ掃除をしてもらっていました。1か月ほど経過して、子供部屋やリビングも掃除してもらっています。妻に聞くと家事支援のサービスをやめたくないと言われており、家事支援サービスは社員だけではなく、その家族にとってとても満足度が高いサービスだと感じました。